大学卒業後、SIerに営業職として入社しました。仕事柄業務時間外の対応も多くあり、今後ライフステージが変化してもこの仕事を続けていけるのか、と不安になり、転職を意識し始めました。自分のために始めた業務改善が周りの生産性向上にもつながったこと、多くのメンバーへ影響を与え、喜んでいただけたことが非常にうれしかったこともあり、課題解決や業務改善に携われる仕事を探していました。

セラクに入社したのは自身が希望する業務内容に近かったという点も大きいですが、何よりも社風や社員の人柄が決め手となりました。上場企業でありながら、守りの姿勢ではなく常に挑戦を続ける会社の姿勢に「この会社でなら自身も成長し続けることができそう」とワクワクしたのを今でも覚えています。

現在、大きく分けて2つのプロジェクトに従事しております。
1つ目はTableauのダッシュボードの構築並びにそれに付随するデータソースの整形をメインに行う業務です。お客様はTableauが社内で浸透しないという立ち上げ段階で課題を抱えているケースが多いため、目的や達成したいゴールのヒアリングから行います。ただご要望に応えるだけでなく、お客様の望む形で実装した際に、本来の目的を達成することができるのかを検討・提案し具現化させていきます。Tableauプロジェクトの魅力は、エンジニアの数だけアウトプットのバリエーションがあり、クリエイティビティが求められることです。誰が利用するのか、何を目的とするのか、様々な要素を組み合わせた結果、企業にあったダッシュボードが作成できたとき、結果としてデータドリブンカルチャーを根付かせることができるので、そこがとても楽しくやりがいに感じています。

2つ目はお客様社内でのTableau活用における推進者、"チャンピオン"の育成を目的としたトレーニングプログラムのTableau Data Cruiseプロジェクトリーダー業務です。セールスフォース・ジャパンとセラクCCCとで打ち合わせを重ねプラグラム概要の検討を行い、当社で作成したコンテンツ内容や実際のトレーニングのレビューを頂きブラッシュアップを行いました。本プログラムは3か月間対面でトレーニングを行うのでお客様との距離が近く、プログラム開始当初よりもお客様のTableau活用に対するモチベーションが向上している姿や実際に業務に取り入れて頂いている姿を間近で拝見することができ、非常にやりがいを感じました。トレーニング最終回を迎えた時にお客様から「期待以上のものが得られた」、「毎週トレーニングが楽しみだった」というお声を頂き胸が熱くなりました。

Tableauのトレーニングプログラムはまだ走り始めのプロジェクトであるため、これからより多くのお客様へトレーニングを実施するためにも、プロジェクトリーダーを増やしていくことが求められます。プロジェクトリーダーの育成に携わるにあたって自身のTableauの技術力、ファシリテーション能力やマネジメント能力等、幅広く成長していく必要があるので積極的に学習を行っていきたいと考えています。

社内には成長欲が高く魅力的な社員が多くいます。また、コミュニケーションが活発なので、お互いの業務内容や学習状況の会話を様々な社員とする機会があり、刺激を受けて前向きに業務に励める環境であると感じています。
私たちのミッションである、『カルチャーを根付かせ、新しいあたりまえをつくる』というのはハードなことでもありますが、成長欲の強い方はきっと楽しく感じる環境だと思うので、そのような方と切磋琢磨しながらTableauチームの拡大と成長に貢献していきたいです。