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Salesforceの活用方法は?主な用途と効果的な活用のコツを解説

2023年12月13日

  • Salesforce
  • 使い方
  • 営業DX

はじめに
セラクCCCのSalesforce推進部のNです。Salesforceを導入したものの、機能が多すぎて「うまく活用できていない」と感じる場合があるかもしれません。これからSalesforceの導入を検討している場合も、「どのように活用すればよいかわからない」と、活用イメージが湧かないこともあるでしょう。Salesforceを導入して、その機能を十分に活用するには、基本的な用途や活用のコツを知ることが大切です。本記事では、Salesforceの主な用途や効果的な活用方法、スムーズに導入するための活用支援サービスについて解説します。

 

Salesforceとは?

Salesforceは、世界で15万社以上が導入しているCRM(顧客管理)プラットフォームです。

 

既存の顧客情報を管理するCRMの機能だけでなく、見込み顧客との接点の創出から成約までの一連のプロセスを効率化するSFA(営業支援)の機能も備えています。

 

Salesforceは単体のサービス名ではありません。機能ごとにいくつかの製品に分けて提供されており、代表的なものとして以下の3つがあります。

 

  • ・Sales Cloud:SFAツール
  • ・Service Cloud:CRMツール
  • ・Marketing Cloud:MAツール

 

Salesforceの活用方法・主な用途

ビジネスのさまざまな場面でSalesforceを活用できますが、主な用途としては「業務効率化」「分析・予測」の2つが挙げられます。それぞれの用途でSalesforceを活用することで、何が可能なのかをご紹介します。

 

業務を効率化するために活用

Salesforceの活用で営業活動の「業務効率化」ができます。

 

顧客情報や商談の内容、進捗状況などをSalesforce上で「一元管理」できるので、必要な情報に効率的にアクセス可能です。担当者ごとの活動状況や、商談ごとの進捗状況を「可視化」できるので、営業活動の全体像を把握しやすくなります。

 

「情報の共有」もしやすいので、商談の担当者が変わったり、代理で対応したりする際にも、Salesforce上の情報を参照すれば、過去のやり取りなどをすぐに確認することが可能です。

 

Salesforce上に保存されているデータをグラフ化するなどの操作も可能で、「レポート・資料作成」などの作業も効率化できます。

 

営業活動の分析・予測をするために活用

Salesforceは営業活動の「分析・予測」をするためのツールとしても活用できます。Salesforce上に蓄積したデータをもとに、成約までに要する日数や今後の売上金額などを予測が可能です。

 

蓄積された商談データをグラフ化するなどして人の目で分析すれば、「成功要因は何か?」「売上減少の原因は何か?」などさまざまな観点からの分析・考察ができるでしょう。

 

Salesforceを効果的に活用するコツ

Salesforceを導入するだけで、その機能を十分に活用できるとは限りません。Salesforceのメリットを十分に得るには、定着化やカスタマイズの方法など、効果的な活用のコツの把握が重要です。業務でSalesforceを効果的に活用するための2つのコツを以下でご紹介します。

 

定着化の工夫をする

Salesforceを効果的に活用するにはまず、使用の「定着化」が不可欠です。日々の業務でSalesforceを使用する習慣を、関係する全員に浸透させる必要があります。

 

Salesforceの「分析・予測」の機能を十分に発揮するには、まず「データの蓄積」が重要です。データを着実に蓄積していくためにも、Salesforceの使用を定着化させ、各自が営業結果や日々の業務についてSalesforce上に記録していく必要があります。

 

定着化を促す1つの方法は、運用ルールを設定することです。たとえば「〇〇は当日中に入力する」というように、データ入力のタイミングをルール化することで、Salesforceの使用を促せます。

 

また営業結果や顧客情報の記録については、最初からあまりに多くの項目を入力必須にすると、担当者の負担が増えて定着化を妨げる恐れがあります。最初のうちは入力する情報を最小限に抑えるなどの配慮も大切です。

 

他のシステム・ツールとの連携を検討する

Salesforceは連携できるシステムやアプリケーション(AppExchange)が豊富であることも強みです。すでに利用している外部システムと連携することで、さらに多くの業務を効率化できます。

 

たとえば契約管理のアプリケーションを連携させると、Salesforce上で管理している顧客情報から帳票を作成し、クラウド上で送信・締結することが可能です。

 

その他に経理・会計や、名刺・顧客管理など、さまざまなサービスとの連携ができます。

 

Salesforceの活用支援サービスを利用しよう

Salesforceは機能が豊富にあるため、効果的に活用するのが難しいと感じる場合があります。Salesforceの活用方法でお悩みの際は、「Salesforce認定パートナー」による活用支援の利用がオススメです。活用支援を受けるメリットと、Salesforce認定パートナーについて解説します。

 

活用支援を受けるメリット

Salesforceの活用支援を受けるメリットは、機能の導入・社内での定着化・効果的な活用などについて専門家のサポートを受けられることです。

 

自社にとって最適なSalesforce製品・プランの提案や、運用方法の改善まで幅広くサポートを受けられます。サポートを通してSalesforceのプロによる活用ノウハウを学習でき、それを社内に蓄積できるのもメリットといえるでしょう。

 

これからSalesforceを導入する場合だけでなく、導入済みで「活用方法を改善したい」というニーズにも適しています。

 

Salesforce認定パートナーへの依頼がオススメ

Salesforce認定パートナーは、セールスフォース社が認定したSalesforceに関するサービスを扱う企業です。

 

Salesforce認定パートナーには、導入や定着・活用支援を行う「コンサルティングパートナー」など、いくつかの種類があります。利用するSalesforce認定パートナーを選ぶ際は、自社のニーズにあったサポートを提供しているかを確認しましょう。

 

また、優れたSalesforce認定パートナーに与えられる「Partner Award」の受賞歴を確認することもポイントです。受賞歴のある企業は、質の高いサービスを提供していることが期待できます。

 

Salesforce認定パートナーは公式サイトの専用ページで検索可能です。製品や業種、ユーザの評価などでフィルタをかけて検索できるため、認定パートナーを効率的に探せます。

 

参考:コンサルティングパートナー|Salesforce公式

 

まとめ

Salesforceは顧客情報の管理や営業効率アップに活用できるツールです。情報共有やスケジュール管理、営業記録など幅広く活用できます。Salesforceの機能を効果的に活用するには、定着化の工夫や、自社に合った外部システムとの連携を検討することが重要です。必要に応じて認定パートナーの活用支援サービスも利用しながら、Salesforceを有効活用することおすすめします。当社には300名(23年5月時点)を超える専門コンサルタントが在籍しており、お客様の視点に立ってSalesforceの定着・活用支援サービスを行っています。お気軽に無料相談からご相談ください。

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