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Salesforce Anywhere(Quip)とは?利用するメリットや便利な機能を紹介!

2026年02月26日

  • Quip
  • 使い方
  • 定着・活用

はじめに

Salesforce導入・定着活用におけるお困りごとを解決する「セラクCCC」ライターチームです。

 

2020年6月にSalesforceがリリースを発表したSalesforce Anywhere(Quip)。セラクCCCでは2021年4月より、Salesforce Anywhere(Quip)の導入・活用支援をスタートしました。
Salesforce Anywhere(Quip)は、どこにいてもSalesforceのアプリケーションを利用して仕事の生産性を維持するためのツールです。営業やカスタマーサービス、マーケティングなど、部門を超えたメンバー同士が場所を問わず、ビジネスのコミュニケーションを行えるようになります。この記事では、Salesforce Anywhere(Quip)についてわかりやすくご紹介します。

 

Salesforce Anywhere(Quip)は、Salesforceを導入する際にSalesforce社からQuipもセットで提案されることが多いため、実際に導入済のお客様も多くいらっしゃいます。Salesforce Anywhere(Quip)が使えるのに気付いていない、活用できていないケースも多々あるため、ご自身が使われている環境に不明点があれば、セラクCCCへお問い合わせください。

 

※関連記事:Salesforceとは?主な種類やメリット、導入後の課題と対策を解説

 

Salesforce Anywhere(Quip)とは?

Salesforce Anywhere(Quip)とはドキュメントを基にメンバーとのコミュニケーションを行い、業務効率を促進するツールです。Salesforceと連携することで、レコード情報やレポートデータ、リストビューの呼び出しも可能です。部門を超えたプロジェクトチームや取引先や顧客とスムーズな情報共有が図れ、幅広いシーンで活用できることから、業務効率を促進する最強のコラボレーションツールとも呼ばれています。顧客接点のデジタル化が進み、情報共有のスピードがさらに加速するなかで、コラボレーションツールは、多くの企業に注目されています。

 

複数人がドキュメントを同時編集できるため、ドキュメントを介してコミュニケーションを促進する、オンラインの商談やミーティングでの活用に非常に有効なツールです。テレワークや商談、ミーティングのオンライン化が進んだことにより、これまでExcelや紙ベースで情報共有を行っていた企業が、オンライン上での情報共有が必要になりSalesforce Anywhere(Quip)を導入するケースが増えています。

 

Quipが必要とされる背景

2020年以降のコロナ禍をきっかけにリモートワークが急速に普及し、オンラインでの共同作業を前提とした働き方が一般化しました。一方、従来のドキュメントツールでは、バージョン管理の煩雑さや情報共有の遅れ、コミュニケーション不足といった課題が顕在化しています。

 

こうした状況の中、Salesforceと連携しながらリアルタイムで共同編集や意思疎通ができるQuipは、リモートワーク時代に適したデジタルワークスペースとして必要性が高まっています。

 

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【ひと目でわかる】Salesforce Anywhere(Quip)の機能紹介

リアルタイム編集を一画面で対応可能

Salesforce Anywhere(Quip)は必要なデータ情報を一画面で確認できます。ドキュメント内にチャット・スタンプ機能、タスク管理機能、リマインダー機能、スプレッドシート機能もあり、関数計算にも対応できる、まさに多機能なコラボレーションツールです。

 

例えば、会議、商談では、リアルタイムに内容を記録する議事録として使用するほか、その会議に参加しているメンバーで、同時にドキュメントを編集することができます。ドキュメントを開きながら、チャット機能を利用して、リアルタイムにコメントすることができます。絵文字やスタンプを活用することで心理的な距離がぐっと近づき、より活発なコミュニケーションをとることができます。

 

Salesforce Anywhere(Quip)で、必要なデータ情報を一画面で表示する

 

このほか、既読履歴の確認、カレンダー、タスク管理、カンバンボード、リマインダー、プロセスバーなど、進捗管理を行う上で役立つ機能も、一画面に表示させることができます。

 

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Salesforce Anywhere(Quip)を利用するメリット

Salesforce Anywhere(Quip)を利用するメリットは以下4つになります。

 

  1. Salesforce⇔Salesforce Anywhere(Quip)双方の情報連携で、データ更新、確認が容易になる
  2. 情報共有がスピーディかつ活発になる
  3. テンプレート活用で文書作成が効率的になる
  4. マルチデバイス・オフラインでの使用が可能になる

 

(1) Salesforce⇔Salesforce Anywhere(Quip)双方の情報連携で、データ更新、確認が容易になる

Salesforceが Salesforce Anywhere(Quip)と連携することで、下記のようなデータの配置や、確認・更新が、リアルタイムに簡単に、画面遷移せずに行えるようになります。
Salesforce Anywhere(Quip)を開くだけで、自分のデータと連動する組み込みのドキュメントやスプレッドシートが最新の状態で表示されます。情報連携できる例として、レコード情報、リストビュー、レポート情報が挙げられます。

 

Salesforceとの情報連携でできるもの

1.レコード情報

Salesforce内のレコード情報を呼び出すことができ、そのレコードについてSalesforce Anywhere(Quip)文書上からデータの更新が可能です。またSalesforce Anywhere(Quip)文書をSalesforceのレコードに埋め込むことも可能です。例えば商談の議事録のSalesforce Anywhere(Quip)文書をそれぞれの商談レコードページに追加することができます。

 

Salesforce Anywhere(Quip)でレコード情報を連携する

 

2.リストビュー

Salesforce内の各オブジェクトのリストビューも呼び出すことができます。また、「自分が担当する商談一覧」「今月訪問予定の取引先」等あらかじめ作っておいたリストビューの情報をQuip上で確認・情報更新することもできます。

 

Salesforce Anywhere(Quip)でリストビューを呼び出す

 

3.レポート情報

Salesforce内のレポート情報を呼び出すことができます。また、そのレポートの数字をスプレッドシート上で関数を使って計算することも可能です。
例えば、下記のレポートA、Bを別のスプレッド上で呼び出して、商談成立確率を算出できます。

 

Salesforce Anywhere(Quip)でレポート情報Aを呼び出す

 

Salesforce Anywhere(Quip)でレポート情報Bを呼び出しレポートAとBで商談成功確率を算出する

 

(2) 情報共有がスピーディかつ活発になる

これまで、確認や情報共有のためにミーティングを開いたり、別のツールでチャットを送るなど、工数がかかっていた行動が全てSalesforce Anywhere(Quip)上で完結します。ドキュメントを介した情報共有がスピーディに行えるため、コミュニケーションが活発になるため、会議や商談の議事録、他部門他部署との情報共有、研修や目標、案件の進捗管理などのシーンで活用されるケースが多いです。
また、Salesforce Anywhere(Quip)はデータの上限がないため、1つの文書に全てまとめることができます。例えば、議事録や商談の記録など、継続して記録を残す必要がある場合、データを一画面上で遡ることができるため、「言った言わない」「どこに書いたかわからない」という問題を解消することができます。

 

(3) テンプレート活用で文書作成が効率的になる

テンプレートとは「Salesforce Anywhere(Quip)で統一した文書を作成するために基にする文書」のことです。テンプレートの数は制限がなく、用途に合わせてカスタマイズできます。また、SalesforceにSalesforce Anywhere(Quip)の文書を埋め込む際にテンプレートを作っておけば、ワンリックで必要な文書を簡単に作成できる便利な機能です。
業種、業務によって、様々なシーンで活用できますが、一般的によく使われているのが、議事録テンプレートです。

 

※関連記事:Salesforce Anywhere(Quip)の便利テンプレート紹介 1 議事録/プロジェクト管理 編
※関連記事:Salesforce Anywhere(Quip)の便利テンプレート紹介 2 個人情報/タスク管理/提案資料作成 編
※関連記事:Salesforce Anywhere(Quip)の便利テンプレート紹介 3 社内コンテンツ/管理業務マニュアル 編
※関連記事:Salesforce Anywhere(Quip)の便利テンプレート紹介 4 商談管理/お問い合わせ(ケース)詳細共有 編
※関連記事:Salesforce Anywhere(Quip)の便利テンプレート紹介 5 セミナー・イベント企画/営業目標プランニング 編
※関連記事:Salesforce Anywhere(Quip)の便利テンプレート紹介 6 社内規程/リンク先一覧 MyPortal 編

 

(4)マルチデバイス・オフラインでの使用が可能になる

QuipはPC・スマートフォン・タブレットなど、あらゆるデバイスに対応してます。スマートフォンではiOS・Androidの専用アプリ、PCではブラウザに加えMac・Windowsアプリを利用でき、場所や端末を問わず業務を進められます。外出先や移動中でもリアルタイムにドキュメントの確認・編集やコミュニケーションが可能な点が特長です。

 

また、オフライン環境でも編集作業ができ、オンライン復帰後に自動同期されるため、作業環境によるストレスを抑え、柔軟な働き方が可能となります。

 

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Salesforce Anywhere(Quip)の導入方法

Quipの導入における初期設定を解説します。

 

SalesforceのQuipに申し込む

Salesforceの公式ページから確認します。Salesforceの契約プランによっては、Quipが内包されている場合もありますので、営業担当者に問い合わせしてみましょう。

参考:Quip|Salesforce公式ページ

 

アカウントを作成し、ログインする

契約終了後は、Quipの公式Webサイトにアクセスし、アカウント作成を行い、ログインしましょう。

※参考:Quipのサインイン|Salesforce公式ページ

 

QuipとSalesforceの連携方法

Quipの初期設定が完了したら、QuipとSalesforceを連携しましょう。詳しくはSalesforceの公式ヘルプをご確認ください。
※参考:Quip と Salesforce の接続|Salesforce公式ヘルプ

 

Salesforce定着活用に関するお悩みをご相談

 

Quipの料金プラン

Quipの料金は各プランによって、1ユーザーあたりの月額金額が変動するため、自社にあった適切なプランを選択することが重要です。

料金表

※参考:Quip料金表|Salesforce公式ページ

 

Quipの導入・活用事例

【活用シーン】新人研修管理のオンライン化

毎月定期的に新入社員が入社する環境では、新人研修の管理において、膨大な工数がかかります。Salesforce Anywhere(Quip)を導入し、テンプレートを使用して新入社員1人につき1文書を作成すれば、入社時から全ての情報を一元管理でき、社員の管理工数を大幅削減することができます。

 

こんな環境におすすめ!

メンバー規模:200名~ 毎月定期的に中途の新入社員が入社、研修をおこなう環境
おすすめの業界業種:ITやSaaS系など

 

導入前の状況

 

  • (1)毎月複数人に複数のファイルの共有、シェアポイントやGoogleドライブなどの分散した環境ごとにアクセス権の設定作業をしなければいけないため、作業に時間がかかる
  • (2)アップデートがあるたびに最新版を管理する必要性があるので、ドキュメントのバージョンの把握と管理が大変
  • (3)研修進捗報告の確認が毎日メールで送られてくるので、とりまとめ、管理に関する作業負荷が膨大
  • (4)進捗状況がばらばらに送られてくるので、それらを取りまとめ、上長へ報告するまでの一連の作業に多大な負荷がかかる

 

矢印

 

導入前は、工数が膨大にかかるだけでなく、見落としの可能性もありましたが、Salesforce Anywhere(Quip)導入によって、進捗報告など、管理に関する作業負荷が激減しました。

 

Salesforce Anywhere(Quip)を導入して良かった3つのポイント

 

  • (1)1社員1ファイルで管理することで情報が一元化できる
  • (2)バージョン管理の概念がなく、常に最新ファイルを編集、確認できる
  • (3)進捗報告が簡単になり、新入社員の指導へ費やす時間が大幅に削減した

 

これら3つのポイントの詳細、製造現場⇔営業コミュニケーションについて具体的に解説している記事はこちらになります。

 

Quipに関するよくある質問

ここではQuipに関するよくある質問について回答します。

 

Quipが終了すると聞いたのですが、使用できますか?

Quip自体は終了しておりません。しかし、2025年に「Box LiveApp for Quip」の利用は終了しました。

また、一部のAndroid版のモバイルアプリやWindowsのデスクトップアプリでのログインができなくなるなどの変更がありました。アプリでのログインはできなくなりましたが、Google ChromeやSafariなどのブラウザからアクセス可能です。

 

※参考:Windows 版 Quip デスクトップアプリケーションと Android 版 Quip モバイルアプリケーションの廃止|Salesforce公式ヘルプページ

 

Quipの個人利用は可能ですか?

Quipの個人利用は可能です。スプレッドシートやドキュメントの作成など制限なく無料でセミナーに申し込む使えます。ただし、共同編集を行う場合は「グループ使用量」が適用されるため、有料プランへの変更などを検討しましょう。

 

※参考:Quip でのグループの使用|Salesforce公式ヘルプページ

 

Quipにログインできないときはどうしたらいいですか?

まずはパスワードのリセットやSalesforceアカウント経由でのログインを試してみましょう。また、ブラウザのキャッシュをクリアしたり、アカウントがロックされていないか確認します。

 

多要素認証(MFA)のトラブルが考えられる場合は、以下記事を参照してみてください。
※関連記事:どうして必要?多要素認証(MFA)に関する疑問と導入方法を解説!

 

Salesforceに関するお悩みを無料相談

 

Salesforceの定着・活用でお困りの方はセラクCCCにご相談ください

Salesforce Anywhere(Quip)の概要、便利な機能などを説明してきましたが、Salesforce Anywhere(Quip)のご利用イメージをお持ちいただけたでしょうか?コラボレーションツールとしての機能が豊富なSalesforce Anywhere(Quip)を最大限活用いただけるよう、セラクCCCでは、Salesforce Anywhere(Quip)の導入、活用支援を行っています。

 

当社には400名(25年12月時点)を超える専門コンサルタントが在籍し、それらの問題を解決するため、お客様の視点に立ってSalesforceの定着・活用支援サービスを行っています。導入当初の活用法などについても、当社カスタマーサクセスチームの無料相談からお問い合わせください。

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この記事の執筆者

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株式会社セラクCCC

株式会社セラクCCCは、Salesforceをはじめとするクラウドシステムの定着・活用支援を担うカスタマーサクセス企業です。
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当社は、セラク(東証スタンダード上場)のグループ会社です。

この記事の監修者

Salesforce活用コンサルタント

新卒から約5年間福祉領域の人材紹介業に従事。キャリアアドバイザー職、法人営業職を経てマーケティング部に異動。この際、Salesforceを活用したテレアポの効果的な手法探索、およびSalesforceとMAツールを連携した集客の立案に携わりカスタマーサクセスおよび、業務に効果的なCRMの在り方を更に高めたいという思いで2021年にセラクCCCに入社。
現在は社内で使用しているSalesforce保守運用業務に従事し、営業、経理、バックオフィス等各職種で必要な機能をヒアリングから実装、運用保守まで担当している。

・Salesforce認定保有資格
-Platform アドミニストレーター 上級
-Sales Cloud コンサルタント
-Service Cloud コンサルタント
-Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント
-Platform Sharing and Visibility アーキテクト
-その他多数(Experience Cloud、Field Service、Data アーキテクト、AI アソシエイト、アプリケーションビルダーなど)
※資格の詳細はSalesforce公式資格ページをご覧ください。

※Salesforceの定着活用に関する記事監修を多数

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