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COLUMN

はじめに
Salesforce導入・定着活用におけるお困りごとを解決する「セラクCCC」ライターチームです。
「Salesforceの設定や開発作業に時間がかかり、もっと効率化できないかと感じている」
「オブジェクト定義書やER図の作成を、手作業で行っていて負担が大きい」
こういった課題を抱えている方が多いのではないでしょうか?
本記事では、Salesforceをより効率的・快適に使うためのChrome拡張機能「Salesforce DevTools」について、インストール方法から主な機能、具体的な使い方までを分かりやすく解説します。
Salesforceを導入しているものの、「設定作業や資料作成に手間がかかっている」「現場の作業効率をもっと上げたい」といった悩みを抱えているご担当者様は、ぜひ参考にしてみてください。
他にも、「Salesforce」を活用して業務効率を見直したい方には、こちらの動画「猫の手も借りたい担当者必見!Salesforce活用改善事例の紹介」をご視聴ください。
※関連記事:Salesforceとは?主な種類やメリット、導入後の課題と対策を解説
「Salesforce DevTools」は、xgeek.netから提供されている「Chrome拡張機能」の1つであり、ビジネスシーンでも多用されているWebブラウザ「Google Chrome」上で利用できる、デベロッパー向け開発支援機能です。インストールすることで、Chromeの機能を拡張・パワーアップすることが可能になります。
主要な機能は後述するとして、代表的な役割は、Salesforceを操作するうえで効率の悪い作業の工数を削減し、作業時間を短縮させること。オブジェクトの定義書、設計書作成プロセスの簡易化や、それをファイルとして出力するなど、Salesforceの導入段階からでも活用できる拡張機能ツールといえます。作業効率の改善やデータ分析の利便性を向上させるうえでも、活用法をマスターすることをオススメします。
※関連記事:Salesforceの開発とは?できることやメリット、手順などを解説
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Salesforce DevToolsを使用するメリットは前述の通り、Salesforceを操作するうえでの作業効率を改善し、開発・運用スピードが上げられることです。
たとえば、Salesforceのデータベース設計における代表的な設計図である「ER図」の作成。DevToolsを使わない状態だと、取引先と取引先責任者、責任者の権限などのE(エンティティ)と、仕入れ、注文、販売などのR(リレーションシップ)の分岐図を、それぞれ手入力しなければなりません。同様に、さまざまな業務プロセスを概念データモデル化する「オブジェクト定義書」作成も、オプショナリティやカーディナリティをそれぞれ手作業で作成することになります。
DevToolsは、そういった面倒で非効率な作業を省略し、工数短縮につながる便利な機能が多数搭載されています。Chrome Webストアから無料でダウンロードできるChrome拡張機能であり、インストール後も課金無しで使える点も、メリットの1つと言えるでしょう。
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DevToolsをインストールする場合は、まずChrome Webストアにアクセスし、検索窓に「Salesforce DevTools」と入力してください。他のWebアプリケーション用DevToolsも複数あるので、「Salesforce」の文字を入れるのをお忘れずに行いましょう。以下リンクより、アクセス可能です。
※参考:Salesforce DevTools – Chrome ウェブストア
Salesforce DevTools画面が出たら、右上にある「Chromeに追加」をクリックした後に、画面上部に表示されるモーダルウィンドウ内の「拡張機能を追加」ボタンをクリックします。インストールは、これだけで完了します。
複数のChrome拡張機能をインストールしている場合は、タスクバーに追加してピン留めしておくと使いやすくなります。インストールしたDevToolsを使おうとして、「このアプリをClassic以外のページで開いているようです(実際の画面は英語)」という表示が出た場合、「ACTIVE」ボタンをクリックし、「アクセスを許可しますか?」画面で「許可」ボタンをクリックすることで、機能にアクセスできるようになります。
カスタム項目の一括編集を行ったり、リストビューページを自動作成したりと、Salesforceの作業性を高める多彩な機能を備えているDevTools。本稿では、とくによく使われる代表的な機能の使い方について紹介します。
オブジェクト項目の定義書を、Excelで自動作成する機能です。対象オブジェクトを画面上で開き、Salesforce DevToolsからワンクリックで、オブジェクト項目が入力された定義書をExcel形式でダウンロードできます。
まず、任意のオブジェクトのリストビューを開きます。下記図では取引先オブジェクトでSalesforce DevToolsを開いた状態ですが、右上に「Export」ボタンが表示されるので、それをクリック。

<「Export」ボタンをクリック>
「Export」ボタンをクリックすると、「リードオブジェクト項目定義書」とネーミングされたExcelファイルが自動的にダウンロードされます。自動ダウンロードにならない方は「Object Fields Definition」をクリックしてください。「Object Fields Definition」をクリックするとファイルのダウンロードが可能です。

<「Object Fields Definition」をクリックしてファイルをダウンロード>
ファイルを開くと、オブジェクト項目定義書に記載されている項目情報が自動生成され、Excelの表でまとめられている状態となります。この機能は、Salesforce DevToolsで最も人気があり、多用されている機能です。
Salesforceデベロッパーであれば、簡易的な動作確認のためにテストコードやSOQLを使う機会がありますが、Salesforce DevToolsを使えば、それらの自動生成も可能になります。
オブジェクト項目定義書の出力と同様、まず、任意のオブジェクトのリストビューを開きます。DevToolsを開くと、右上に「Query Editor」へのリンクが表示されるので、それをクリック。

<「Query Editor」をクリック>
「クエリエディタ」が表示されるので、任意のSOQL文を記述して「Query」ボタンをクリックします。

<「Query」ボタンをクリック>
すると、下の図のように、記述したSOQLが実行されて画面左に結果が表示されます。

<記述したSOQL>
任意のオブジェクト詳細ページで、オブジェクトの識別子である「API参照名」を表示または非表示にする機能です。地味な機能ではありますが、グローバル化が進む近年、多国籍な業務環境の企業では有効活用されているようです。
まず、任意のオブジェクト詳細ページを開いた状態でDevToolsを開くと「Show Object API Name」へのリンクが表示されるので、クリック。

<「Show Object API Name」をクリック>
画面上で、詳細の各項目名の隣にAPIが併記されていることが確認できるはずです。

<APIが併記>
Salesforce活用の“設計図”とも言える、「ER図(データモデル)」を自動生成する機能を紹介します。
Salesforce DevToolsから任意のオブジェクトを検索ボックスで検索し、チェックボックスをオン。画面右上の「Export」ボタンをクリックします。開かれたメニュー内の[ERDs(svg)]をクリックすると、svg形式で選択したオブジェクトのER図をダウンロードできます。

<「Search Objects」をクリック>

<「EDRs(svg)」をクリック>
たとえば、取引先責任者オブジェクトであれば、以下のようなER図を手に入れられます。

<ER図>
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Salesforce DevToolsを使用する際の注意点を3つご紹介します。
Visualforceページは、アプリケーション開発者にとって基本のビルディングブロックであり、標準的なWe ページに似ているため、誤ってこちらから操作しようとするケースが多いようです。DevToolsの呼び出しでエラーが起こる場合は、まずVisualforceページを開いていないかどうかを確認してください。
※関連記事:Salesforceの「Visualforce」とは?概要や作成方法を解説!
DevToolsの呼び出しはショートカットキーの設定ができますが、ブラウザ標準のショートカットキーも多数あるので(元に戻る【Alt】+【←】、やり直しする【Alt】+【→】など)、DevToolsのショートカットキーを設定する前に、それら標準ショートカットと重複していないかどうかを確認しておきましょう。
Salesforceの「すべてのデータの編集/参照」権限が付与されているライセンスでなければ、DevToolsを使用できません。アクセスエラーが出る場合、最初に確認すべきはSalesforceへのアクセス権限です。
※関連記事:Salesforceのアクセス権限を使いこなす2 ロール階層でレコードアクセス権を共有する
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今回は、Salesforce DevToolsの概要や主な機能、使い方などを紹介しました。DevToolsを活用すれば、オブジェクト定義書作成時にコピペを繰り返す、設定画面で一つひとつのチェックボックスをクリックする…といった非効率的な作業が、一気に解消できます。
セラクCCCはSalesforce定着・活用支援トップクラスの公式コンサルティングパートナーとして、全国500社(2025年12月時点)を超える実績と400名(2025年12月時点)を超える専門コンサルタントが在籍しており、内製化支援をはじめ複合的なクラウド活用のご提案が可能です。元営業担当のメンバーも多く、高いコミュニケーション力で現場に寄り添いながら、 Salesforceの定着活用を主体的に支援します。まずはお気軽に無料相談からお問い合わせください。
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この記事の執筆者

株式会社セラクCCC
株式会社セラクCCCは、Salesforceをはじめとするクラウドシステムの定着・活用支援を担うカスタマーサクセス企業です。
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当社は、セラク(東証スタンダード上場)のグループ会社です。
この記事の監修者
Salesforce活用コンサルタント
新卒から約5年間福祉領域の人材紹介業に従事。キャリアアドバイザー職、法人営業職を経てマーケティング部に異動。この際、Salesforceを活用したテレアポの効果的な手法探索、およびSalesforceとMAツールを連携した集客の立案に携わりカスタマーサクセスおよび、業務に効果的なCRMの在り方を更に高めたいという思いで2021年にセラクCCCに入社。
現在は社内で使用しているSalesforce保守運用業務に従事し、営業、経理、バックオフィス等各職種で必要な機能をヒアリングから実装、運用保守まで担当している。
・Salesforce認定保有資格
-Platform アドミニストレーター 上級
-Sales Cloud コンサルタント
-Service Cloud コンサルタント
-Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント
-Platform Sharing and Visibility アーキテクト
-その他多数(Experience Cloud、Field Service、Data アーキテクト、AI アソシエイト、アプリケーションビルダーなど)
※資格の詳細はSalesforce公式資格ページをご覧ください。
※Salesforceの定着活用に関する記事監修を多数
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