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はじめに
Tableau定着・活用支援におけるお困りごとを解決する「セラクCCC」ライターチームです。
本記事では、Tableau Reader(タブローリーダー)の概要、利用できるファイル形式、Viewerとの違い、利用時の注意点、Tableau Cloud/Tableau Serverとの違い、具体的な利用シーンについて解説します。Tableau製品の選び方や、共有方法に悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、Tableau Reader(タブローリーダー)について詳しく解説している資料「Tableau ReaderとViewer何が違うの?」と併せてご活用ください。
※関連記事:Tableauとは? BIツールの基礎知識と使い方
※関連記事:Tableauで何が解決できる?セラクのカスタマーサクセスの事例紹介
Tableau Readerは、Tableau Desktopで作成された「ワークブック」(.twbx)と呼ばれるダッシュボードの集まりを、無料かつ期限なく閲覧できるデスクトップアプリです。WindowsとmacOSの両方に対応しており、ローカル環境でダッシュボードを開いて確認できます。フィルター操作やドリルダウンなど、分析結果を深掘りするインタラクティブな操作は可能ですが、ワークブックの編集や新規作成はできません。
そのため、Tableau ReaderはTableau製品の中でも分析結果の共有・閲覧に限定したツールとして位置づけられています。社内で作成したダッシュボードを、ライセンスを持たないメンバーへ配布・共有する用途に適しています。

<BIツールを使った分析工程とそれぞれに対応するTableau製品>
TableauとSalesforceを連携することで得られるメリットを解説した以下の資料も併せてご活用ください。
TableauとSalesforce連携 より便利に使える2つのポイント①
TableauとSalesforce連携 より便利に使える2つのポイント②
ダッシュボードを[パッケージドワークブック (*.twbx)]という形式で保存すると「Tableau Desktop」や「Tableau Reader」で閲覧できます。
ただし、パッケージドワークブックには、閲覧するグラフやダッシュボードだけでなく以下のようなデータが含まれています。
・ワークシートやダッシュボードで行った作業内容を保存したワークブック
・各種設定(接続、統合、計算式など)をまとめたデータソース
・ワークブック作成時に取得されたデータをコピーした抽出ファイル
それぞれのデータに直接外部からアクセスできてしまうため、パッケージドワークブックの保存や管理にはセキュリティの観点から注意が必要です。

<パッケージドワークブックの内容>
※関連記事:Tableauダッシュボードの作成方法|基本手順と見やすく設計するコツを解説
※関連記事:見やすく使いやすいTableauダッシュボードを作るポイント
「Tableau Viewer」は「Tableau Reader」と混同されやすいのですが、Viewerはライセンス(権限)であり、ブラウザからログインしてTableau Cloud/Server上のワークブックを含む各種コンテンツを閲覧するのに対し、Readerは無料のデスクトップアプリとしてローカル内のワークブックを開くためのツール、という違いがあります。
「Tableau Viewer」はTableauのライセンス名の1つです。Tableauには、「Tableau Creator」「Tableau Explorer」「Tableau Viewer」の3種類のライセンスがあります。それぞれユーザの習熟度合に合わせて扱える機能が異なり、「Tableau Viewer」は分析結果の閲覧・操作に特化した安価なライセンスです。

<データ分析の習熟度に合わせたTableauのライセンス3種類>
※関連記事:Tableau Cloud(旧Tableau Online)とTableau Serverの導入前に把握しておきたい違い
「Tableau Reader」と「Tableau Cloud」や「Tableau Server」との大きな違いは分析結果の共有方法です。「Tableau Reader」を利用した共有は、「Tableau Desktop」で分析結果をTableauパッケージドワークブック形式に変換して、ファイルを送付する2アクションが必要です。閲覧者が頻繁に最新の分析結果を閲覧する場合や複数の相手と共有する場合には、ファイル送付の手間も増えて煩雑になります。「Tableau Cloud」や「Tableau Server」はサーバにアップロードして少ない手間で共有できます。
また「Tableau Reader」は無料で利用できますが、作成したTableauパッケージドワークブックの共有手段やセキュリティ管理にコストが別途必要な場合もあります。

<分析結果共有方法の違い>
閲覧デバイスにも違いがあります。「Tableau Reader」はパソコンからしか利用できません。一方で「Tableau Server」や「Tableau Cloud」はブラウザのほか、タブレットや iPhone のネイティブアプリからもアクセスできるため、外出時などモバイル環境でのアクセスの利便性も大きく異なります。
※関連記事:Tableau Desktopとは?BI導入を検討する際に知りたいTableau基礎知識
TableauとSalesforceを連携することで得られるメリットを解説した以下の資料も併せてご活用ください。
TableauとSalesforce連携 より便利に使える2つのポイント①
TableauとSalesforce連携 より便利に使える2つのポイント②
「Tableau Reader」は無料で導入しやすい一方で、運用次第では分析サイクルを遅くしてしまう点、データガバナンスに一定のリスクが生じる点に注意が必要です。
Readerはローカルのワークブックファイルを開いて閲覧する仕組みのため、最新データに更新する場合や、バグ修正・追加実装などでダッシュボードに編集を加えた場合、作成者側が都度更新したパッケージドワークブック(.twbx)を配布する必要があります。
その結果、共有・配布の手間が増えたり、チーム間でバージョンの異なるダッシュボードを観覧していることに気付かずコミュニケーションエラーが発生したりと、「正確な知見の共有」にかかる作業量が膨らむことで、組織全体の分析スピード・分析の品質が落ちる恐れがあります。
またファイル配布型の運用では、データそのものがファイルにパッケージされる性質上、閲覧権限の無いユーザーへ再配布されてしまう・データが目的外に二次利用されてしまうなどのリスクがあり、Tableau Cloud/Serverでの運用と比べるとアクセス権限や配布先の統制などガバナンス(管理・セキュリティ)を効かせにくいため、規模が大きいほど運用負荷やリスクが高まりやすい点も押さえておきましょう。

<BI分析サイクル上の「Tableau Reader」>
「Tableau Reader」を利用することで、Tableauサービスに加入していないユーザと分析結果を共有できます。たとえば、Tableauを導入していない外部の関係者やプロジェクト協力企業と分析結果を共有したい場合に無料で導入できる「Tableau Reader」はコストの点で有用です。
また、Tableau Reader(タブローリーダー)について詳しく解説している資料「Tableau ReaderとViewer何が違うの?」と併せてご活用ください。
Tableau Reader(タブローリーダー)に関してよくある質問を回答します。
Tableau Desktopは、さまざまなデータソースに接続して、基礎解析やアドホックレポート、モニタリングレポートの作成を行う、「ダッシュボード開発者」のためのツールです。
一方でTableau Readerは、Tableau Desktopで作成されたワークブックを閲覧・操作するための専用ツールで、データへの接続やワークブックの編集、新規作成はできません。
つまり、Readerは分析結果を確認・共有してユーザー各々が求めるインサイトを探索させる役割に限定される一方で、Desktopはユーザーのためにダッシュボードを開発する役割も兼ねていると言えます。
はい、Tableau Readerは誰でも無料で、利用期限なく使用できます。Windows・macOSの両方に対応しており、ダウンロードすればすぐに利用可能です。ただし、閲覧できるのはTableau Desktopで作成されたパッケージドワークブック(.twbx)に限られ、ワークブックの編集や新規作成はできません。
※関連記事:Tableau無料トライアル版に触って、まず慣れよう
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「Tableau Reader」はTableauを利用したデータ分析結果を無料で閲覧・共有できて非常に便利です。しかし、データ分析サイクルを効果的に運用するためには他の分析結果を閲覧できる製品との使い分けが必要です。
セラクCCCには400名(25年12月時点)超のSalesforce/Tableau専門コンサルタントやセキュリティ技術者が在籍しています。データに基づいた効率的な活動を実現するために、Tableauの導入から日々の活用推進までお客様の状況に合わせた支援をいたします。
Tableauの定着や活用にお悩みの方は、ぜひ以下の資料をダウンロードください。
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この記事の執筆者

株式会社セラクCCC
株式会社セラクCCCは、Salesforceをはじめとするクラウドシステムの定着・活用支援を担うカスタマーサクセス企業です。
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当社は、セラク(東証スタンダード上場)のグループ会社です。
この記事の監修者
Salesforce活用コンサルタント
新卒から約5年間福祉領域の人材紹介業に従事。キャリアアドバイザー職、法人営業職を経てマーケティング部に異動。この際、Salesforceを活用したテレアポの効果的な手法探索、およびSalesforceとMAツールを連携した集客の立案に携わりカスタマーサクセスおよび、業務に効果的なCRMの在り方を更に高めたいという思いで2021年にセラクCCCに入社。
現在は社内で使用しているSalesforce保守運用業務に従事し、営業、経理、バックオフィス等各職種で必要な機能をヒアリングから実装、運用保守まで担当している。
・Salesforce認定保有資格
-Platform アドミニストレーター 上級
-Sales Cloud コンサルタント
-Service Cloud コンサルタント
-Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント
-Platform Sharing and Visibility アーキテクト
-その他多数(Experience Cloud、Field Service、Data アーキテクト、AI アソシエイト、アプリケーションビルダーなど)
※資格の詳細はSalesforce公式資格ページをご覧ください。
※Salesforceの定着活用に関する記事監修を多数
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