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Salesforceのワークフロールール廃止! フロー以降への準備や注意点を解説!

2026年04月10日

  • Salesforce
  • 使い方
  • 設定・管理

はじめに

Salesforce導入・定着活用におけるお困りごとを解決する「セラクCCC」ライターチームです。

 

「ワークフロールールやプロセスビルダーの廃止・統合について情報が追えておらず、将来の影響が不安」
「既存のワークフロールールをフローへどう移行すればよいのか分からず、何から手を付けるべきか悩んでいる」
こういった課題を抱えている方が多いのではないでしょうか?

 

本記事では、Salesforceの自動化機能がフロービルダーへ統合される背景と、ワークフロールール・プロセスビルダー廃止に向けて今から行っておくべき準備について解説します。自動化機能の移行やフロービルダー活用に不安や悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

あわせて、Salesforceフロー機能によって営業現場をどう効率化させるかを解説している資料もございますので、ご活用ください。

 

Salesforceのワークフローとは?

ワークフローとは、業務における一連の流れを自動化する仕組みのことです。Salesforceでは「レコードが作成・更新された」「特定の条件を満たした」といったタイミングをきっかけに、ToDo作成やメール送信、項目の自動更新などの処理を自動で実行できます。その代表的な機能がワークフロールールです。

 

ワークフロールールは「条件(If)」と「アクション(Then)」で構成され、条件に合致すると、項目自動更新・メールアラート・ToDo作成・アウトバウンドメッセージなどを実行できます。コードを書かず、管理者が画面操作だけで設定できるため、定型業務の自動化に長年利用されてきました。

 

一方で、複雑な分岐や多段階処理には対応できず、現在は後継機能であるSalesforce Flowへの移行が進んでいます。まずはSalesforceのワークフローの基本を理解することが、業務改善の第一歩です。

 

※関連記事:【最新版】Salesforceのフローとは?作成方法やプロセスビルダーとの違いも解説!

 

ワークフロールールとプロセスビルダーが2025年12月31日をもってサポート終了

Salesforceはユーザビリティ向上のため、年3回のアップデートを通じて機能拡張を続けてきました。一方で、自動化機能として「ワークフロールール」「プロセスビルダー」「フロー」が併存していたことで、どれを使うべきか分かりづらいという課題も生じていました。

こうした背景からSalesforceは自動化機能をFlow Builder(フロービルダー)へ統合する方針を進め、ワークフロールールおよびプロセスビルダーは2025年12月31日をもってサポートが終了しています。

 

現在も既存の設定は動作しますが、不具合修正や公式サポートは受けられません。そのためSalesforceでは、「新規開発はフロー、既存の自動化は計画的にフローへ移行する」運用が前提となっています。

 

あわせて、Salesforceフロー機能によって営業現場をどう効率化させるかを解説している資料もございますので、ご活用ください。

 

※参考:ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止|Salesforce公式ヘルプ

 

Salesforceワークフロールールとは?

一度、Salesforceワークフロールールの機能を確認しておきましょう。ワークフロールールは「リード登録・更新時」や「商談完了時」など指定したタイミングでアクションを自動化できる機能です。
対象となる[オブジェクト]を選び、[レコードの状態がどう変化したか]を設定して起動タイミングを細かく指定できます。また、アクション種別は4つだけのため、シンプルで使いやすいのが特徴です。

 

項目自動更新 条件を満たしたタイミングで、指定した項目の値を自動的に更新する機能
メールアラート 条件成立時に、関係者へあらかじめ設定した通知メールを自動送信する機能
ToDo作成 特定の条件をきっかけに、担当者へ対応が必要な作業タスクを自動作成する機能
アウトバウンドメッセージ 条件成立時に、Salesforceのデータを外部システムへ自動で送信する仕組み

 

[クイック検索]でワークフロールールを検索すれば、作成済みのワークフロールールを確認できます。
現在機能しているワークフロールールがあるかどうか確認し、統合に向けて余裕を持って準備を進めましょう。

 

※関連記事:SalesforceでToDoを使いこなそう!行動との違いや使い方を徹底解説

 

Salesforceワークフロールールとフローの違いは?

Salesforceのワークフロールールとフローには、対応できる自動化の範囲に大きな違いがあります。

 

ワークフロールールは、レコードの作成・更新をきっかけに、項目更新やメール送信、ToDo作成といったシンプルな処理を自動化できる機能です。一方で、複雑な条件分岐や多段階の処理には対応できず、現在はサポートが終了しています。

 

これに対してフローは、条件分岐や繰り返し処理、複数オブジェクトの操作、画面を使った入力補助、外部システム連携まで実装できる高機能な自動化ツールです。Salesforceでは自動化機能をフローに集約しており、新規開発はフロー、既存の自動化もフローへの移行が前提となっています。

 

あわせて、Salesforceフロー機能によって営業現場をどう効率化させるかを解説している資料もございますので、ご活用ください。

 

自動化機能のフロービルダーへの統合に向けた準備と設定方法

ユーザをサポートするために、2022年の春から作成済みのワークフロールールをフローに変換するツールの提供が開始されています。統合間際に慌てないように、早めにフロー変換やフロービルダーの使い方などに慣れておくのが望ましいでしょう。

 

[フローに移行]で作成済みの自動化ルールを変換する

2022年春の新機能として、フローに移行(Migrate To Flow)が追加されました。このツールを使うことで、ワークフロールールをフローに変換できます。

 

[フローに移行]の画面
<[フローに移行]の画面>

 

変換手順は非常に簡単です。
「フロー」をクイック検索ボックスで検索し、[フローに移行]を探します。対象のワークフロールールの右側にある[▼]から[フローに移行]をクリックします。

 

移行の2ステップ
<移行の2ステップ>

 

「移行の詳細」の画面に従って2ステップで簡単に移行できます。
ステップ1:フローをテストする
ステップ2:[有効化を切り替え]ボタンを押す

 

変換したフローは時として条件調整が必要なため、動作確認を行っておいた方がよいでしょう。また、プロセスビルダーからフローへの変換ツールも2022年夏に実装予定のため、少しでも余裕のあるタイミングで変換と動作確認することを心掛けましょう。

 

フロービルダーの使い方を学ぶ

フロービルダーの使い方を学んでおくことも重要です。これまではワークフロールールで行っていた自動化に関して、フロービルダーでどのように設定できるか事前に確認を済ませ、フローへの変換が滞りなく行えるように準備しましょう。

 

フロー種別選択画面
<フロー種別選択画面>

 

フロービルダーには5種類のフロー種別があります。その中の[レコードトリガフロー]を使うことで「レコードを作成、更新、または削除したときに起動」する自動化ルールを作成。これまでワークフロールールで行っていた「レコードの状態が変化した時」の自動化を代替できます。

 

あわせて、Salesforceフロー機能によって営業現場をどう効率化させるかを解説している資料もございますので、ご活用ください。

 

※関連記事:Salesforce数式 フロービルダー編 毎月1日に起動する自動化モジュールの作成方法

 

Salesforceのワークフローからフローへ移行する際の注意点

Salesforceのワークフローからフローへの移行する際にはいくつか注意点があります。

 

移行ツールですべてが完全再現されるとは限らない

Salesforceが提供する「フローに移行(Migrate to Flow)」機能を使えば、ワークフロールールをフローへ変換できます。ただし、条件の評価タイミングや処理順序が完全に同一になるとは限りません。特に複数の自動化が関係する場合、想定外の挙動が起きることもあるため、移行後はテスト環境で必ず動作確認を行うことが重要です。

 

移行前に既存ルールの整理と設計見直しを行う

使われていないワークフロールールや、現在の業務に合わなくなった自動化をそのままフローへ移行すると、運用がかえって複雑になります。移行作業は単なる置き換えではなく、不要な自動化を整理し、フロー前提で業務プロセスを見直す良い機会です。事前に棚卸しを行い、設計を整理したうえで移行を進めましょう。

 

Salesforceのワークフローに関してよくある質問

Salesforceのワークフローに関してよくある質問を回答します。

 

2025年末にサポートが終了しましたが、既存のワークフロールールはこのまま使い続けて問題ないのでしょうか?

既存のワークフロールールでも引き続き動作します。ただし、すでに公式サポートは終了しており、不具合が発生しても修正対応は行われません。将来のリリース影響や運用リスクを考えると、重要な業務で使用しているワークフロールールについては、フローへの移行を前提に対応を進めることが推奨されます。

 

ワークフロールールからフローへ移行したいのですが、どの自動化から優先的に対応すべきですか?

まずは、業務影響が大きい自動化や頻繁に実行されているワークフロールールから優先的に確認しましょう。特に、商談・契約・リード管理などの基幹業務に関わるものは早期移行が望ましいです。一方で、現在ほとんど使われていない自動化は、移行前に不要かどうかの整理を行うことも重要です。

 

「フローに移行」ツールで変換した場合、ワークフロールールと同じ動きになると考えてよいですか?

基本的な処理は再現されますが、必ずしも完全に同じ挙動になるとは限りません。条件の評価タイミングや処理順序が変わる場合があり、他の自動化と組み合わさることで想定外の動作が起こる可能性もあります。そのため、変換後は必ずテスト環境で動作確認を行ったうえで、本番適用することが重要です。

 

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Salesforceの定着・活用でお困りの方はセラクCCCにご相談ください

Salesforceの自動化機能は現在、フロービルダーへの統合が進み、今後の運用ではフローを前提とした設計・活用が不可欠となっています。一方で、既存のワークフロールールやプロセスビルダーの移行、設計の見直し、運用ルールの整理に不安を感じている企業も少なくありません。

 

セラクCCCはSalesforce定着・活用支援トップクラスの公式コンサルティングパートナーとして、全国500社(2025年12月時点)を超える実績と400名(2025年12月時点)を超える専門コンサルタントが在籍しており、内製化支援をはじめ複合的なクラウド活用のご提案が可能です。元営業担当のメンバーも多く、高いコミュニケーション力で現場に寄り添いながら、 Salesforceの定着活用を主体的に支援します。まずはお気軽に無料相談からお問い合わせください。

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この記事の執筆者

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株式会社セラクCCC

株式会社セラクCCCは、Salesforceをはじめとするクラウドシステムの定着・活用支援を担うカスタマーサクセス企業です。
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当社は、セラク(東証スタンダード上場)のグループ会社です。

この記事の監修者

Salesforce活用コンサルタント

新卒から約5年間福祉領域の人材紹介業に従事。キャリアアドバイザー職、法人営業職を経てマーケティング部に異動。この際、Salesforceを活用したテレアポの効果的な手法探索、およびSalesforceとMAツールを連携した集客の立案に携わりカスタマーサクセスおよび、業務に効果的なCRMの在り方を更に高めたいという思いで2021年にセラクCCCに入社。
現在は社内で使用しているSalesforce保守運用業務に従事し、営業、経理、バックオフィス等各職種で必要な機能をヒアリングから実装、運用保守まで担当している。

・Salesforce認定保有資格
-Platform アドミニストレーター 上級
-Sales Cloud コンサルタント
-Service Cloud コンサルタント
-Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント
-Platform Sharing and Visibility アーキテクト
-その他多数(Experience Cloud、Field Service、Data アーキテクト、AI アソシエイト、アプリケーションビルダーなど)
※資格の詳細はSalesforce公式資格ページをご覧ください。

※Salesforceの定着活用に関する記事監修を多数

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