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COLUMN

Salesforce導入・定着活用におけるお困りごとを解決する「セラクCCC」ライターチームです。
「CRMを導入したものの、現場で活用されず形骸化している」
「顧客データは蓄積されているが、営業やマーケティングの成果につながっていない」
このような課題を抱える方が多いのではないでしょうか。
本記事では、CRMが定着しない原因を整理したうえで、定着化を実現するための考え方・ポイント・具体的なステップを解説します。CRMを導入したもののうまく活用できていない、これから定着に向けた取り組みを進めたいとお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
※関連記事:CRM Analytics(旧 Tableau CRM)とは?主な機能や有効化の方法を解説
※関連記事:【2025年最新】顧客関係管理システム(CRM)とは?基本機能と導入メリットを解説
CRMが定着しない背景には、ツールそのものではなく、導入や運用の考え方に原因があるケースが多く見られます。
ここでは、CRM全般に共通して起こりやすい代表的な原因を整理します。
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CRMは営業だけでなく、マーケ、CS(カスタマーサポート)、場合によっては請求・契約管理ともつながる「顧客の情報基盤」です。ところが導入時に「顧客情報を一元管理する」という大きな目的だけが語られ、現場には「自分の業務がどう良くなるか」が伝わらないことが多くあります。
このような状況では、CRMは単なる「会社のための台帳」のように見えてしまい、入力の義務化による反発が起きやすくなります。顧客情報や接点履歴が、提案の質向上や問い合わせ対応のスピード改善など、具体的な成果に結びつくイメージが持てないと、定着は進みません。
CRMが使われなくなる典型は、データの品質が崩れて「見ても意味がない」と思われることです。例えば、同一顧客が重複して登録される、部署や担当の異動で情報が更新されない、名寄せがされず履歴が分散する、といった状態です。
この状態になると、レポートもセグメントも精度が落ち、マーケ施策や営業アプローチの判断に使えなくなります。結果として「どうせ正しくないなら入力しない」という悪循環に入り、さらに品質が落ちていきます。
CRMは本来、部門をまたいで顧客情報をつなぐことで価値を出します。ところが、営業は営業、マーケはマーケ、CSはCSで別々の運用になっていると、顧客の状態が一本化されず、現場は「結局どれが正?」と混乱します。
加えて、運用改善の意思決定者が不在だと、項目やルールが増え続けたり、例外対応が積み重なって現場が疲弊したりします。CRMを「使い続ける仕組み」として回す体制がないことが、定着の大きな障害になります。
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CRMを定着させるためには、機能を使いこなすこと以上に、使われ続ける仕組みを作ることが重要です。
ここでは、CRM定着に向けて押さえておきたい実践的なポイントを解説します。
また、「Salesforceを活用で最初に絶対やるべき4つのポイント」について解説している資料もございますので、あわせてご活用ください。
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CRM定着の近道は、機能説明ではなく「使い道」から始めることです。営業は提案の精度向上、マーケはターゲティング、CSは問い合わせ品質、というように、部門ごとに「得する体験」を言語化します。
その上で、最初はユースケースを絞り(例:引継ぎの質を上げる/休眠掘り起こしを仕組み化する/問い合わせのたらい回しを減らす)、その目的に必要な項目だけを整えます。現場が「入れると自分が助かる」と感じる設計が、定着の起点になります。

<重複管理機能>
CRMでは「入力ルール」以上に「マスター品質」が命です。完璧なルールを目指すと現場が疲れるので、守れる最小限に絞るのがコツです。
例えば、顧客の登録基準、重複の扱い、担当変更時の更新、必須項目の最小化など、データが崩れないための要点を定めます。あわせて、重複や未更新が起きる前提で、定期的に整備(名寄せ・クレンジング)する仕組みを入れると、データが「信用される状態」を保ちやすくなります。
CRMは導入直後よりも、使いながら育てるフェーズで差がつきます。営業・マーケ・CS・ITの関係者で、運用の定例(例:月1回)を持ち、困りごと→改善→反映の流れを作ることが重要です。
また、会議や業務の中でCRMを見る場面(例:顧客会議、施策レビュー、解約兆候の確認)を固定化すると、「入力した情報が使われる」実感が生まれ、定着が加速します。
CRMの活用度を高めるには、顧客データを可視化し、判断や行動につなげる仕組みを作ることが重要です。
ここでは、ダッシュボードやレポートなどを活用し、CRMをより高度に使いこなすための工夫を紹介します。
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<ダッシュボード>
CRM活用の第一歩は、顧客の状態を「探さなくても分かる」状態にすることです。
ダッシュボードで顧客の温度感や対応状況が見えるようになると、現場やマネージャーは感覚ではなく、データに基づいて優先順位をつけられます。
たとえば、以下のような観点で可視化すると、日常業務に直結しやすくなります。
ポイントは、ダッシュボードを「眺める」ものではなく、次のアクションを決めるための画面として設計することです。
※関連記事:Salesforceレポートの作り方完全ガイド|種類・作成手順を解説
※関連記事:【入門編】Salesforceのダッシュボードの作成方法は? グラフの種類や活用方法を解説
※関連記事:Tableauダッシュボードの作成方法|基本手順と見やすく設計するコツを解説
レポートは、作っただけでは定着しません。
活用度を上げるコツは、CRMを見ることが自然に起きるように、会議や業務の型の中に組み込むことです。
たとえば、顧客会議や定例レビューで「まずこのレポートを見る」と決めておくと、
という流れが生まれます。
つまり、CRM活用を高めるのは機能ではなく、使われる場(習慣)を設計することです。
※関連記事:Salesforceの相対日付とは?レポート作成の際に知っておきたい機能紹介
CRMはSFAと違い、商談や活動量だけでなく、顧客の状態変化を捉えることで価値が出やすい領域です。そのため、見る指標も「入力率」や「活動件数」だけに寄せると、CRMの強みが出にくくなります。活用度を上げたい場合は、以下のように「顧客の変化」に紐づく見方を増やすのが有効です。
こうした見方ができると、CRMは「記録」から「打ち手を生む基盤」へ近づきます。
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CRMの定着は、ツールの導入や機能活用だけで実現するものではありません。顧客データの使い道を明確にし、部門をまたいで活用され、意思決定や改善につながる状態を作ることが重要です。本記事で紹介した原因・ポイント・工夫を踏まえ、自社の現状に合ったステップから取り組むことで、CRMは単なる顧客台帳から営業・マーケティング成果を生む基盤へと進化します。定着に課題を感じている場合は、外部の知見を活用することも有効な選択肢の一つです。
セラクCCCはSalesforce定着・活用支援トップクラスの公式コンサルティングパートナーとして、全国500社(2025年12月時点)を超える実績と400名(2025年12月時点)を超える専門コンサルタントが在籍しており、内製化支援をはじめ複合的なクラウド活用のご提案が可能です。元営業担当のメンバーも多く、高いコミュニケーション力で現場に寄り添いながら、 Salesforceの定着活用を主体的に支援します。まずはお気軽に無料相談からお問い合わせください。
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この記事の執筆者

株式会社セラクCCC
株式会社セラクCCCは、Salesforceをはじめとするクラウドシステムの定着・活用支援を担うカスタマーサクセス企業です。
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当社は、セラク(東証スタンダード上場)のグループ会社です。
この記事の監修者
Salesforce活用コンサルタント
新卒から約5年間福祉領域の人材紹介業に従事。キャリアアドバイザー職、法人営業職を経てマーケティング部に異動。この際、Salesforceを活用したテレアポの効果的な手法探索、およびSalesforceとMAツールを連携した集客の立案に携わりカスタマーサクセスおよび、業務に効果的なCRMの在り方を更に高めたいという思いで2021年にセラクCCCに入社。
現在は社内で使用しているSalesforce保守運用業務に従事し、営業、経理、バックオフィス等各職種で必要な機能をヒアリングから実装、運用保守まで担当している。
・Salesforce認定保有資格
-Platform アドミニストレーター 上級
-Sales Cloud コンサルタント
-Service Cloud コンサルタント
-Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント
-Platform Sharing and Visibility アーキテクト
-その他多数(Experience Cloud、Field Service、Data アーキテクト、AI アソシエイト、アプリケーションビルダーなど)
※資格の詳細はSalesforce公式資格ページをご覧ください。
※Salesforceの定着活用に関する記事監修を多数
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