コラム詳細

Salesforce IDに15桁と18桁があるのはなぜ?確認・変換方法も解説

2026年01月07日

  • Salesforce

はじめに

Salesforce導入・定着活用におけるお困りごとを解決する「セラクCCC」ライターチームです。

 

Salesforceを使用している方にとってはお馴染みですが、Salesforceではそれぞれのレコードを判別するためにID番号が割り振られています。このID番号には15桁と18桁の2種類あることをご存知でしょうか。桁数が2種類あることは知っているが、なぜ2種類あるのか、15桁と18桁の違いはどこにあるのか気になっている人もいるかもしれません。
本記事では、Salesforce IDについて、2種類の違いを中心に、変換方法や確認方法などについて解説します。

 

カスタマーサクセス支援実績トップクラスのセラクCCCでSalesforceの課題を解決!
セラクCCCサービス資料はこちらから

 

Salesforce IDとは

Salesforce ID(SFID)とは、レコード生成時に自動的に割り振られる、各レコードを判別するための一意の英数字コード(15桁または18桁)のことです。
保存したレコードのすべてにSalesforce IDが割り振られるため、Salesforce IDのID指定で、どのオブジェクト内のどのレコードか特定が可能です。

 

通常、商談の種類ごとや、取引先のジャンルごとなど、複数のレコードを1つのオブジェクトにまとめて管理します。レコード内はさらに細かく社名や担当者名を保存しますが、これは項目です。つまり、項目をまとめたものがレコード、レコードを複数保存したものがオブジェクト、という関係になります。

 

Salesforce IDは、すべてのレコードを一意に識別し、データ管理やAPI連携、レポート作成などで正確なデータ操作を行うための基盤となる情報です。

 

Salesforceの定着を実現するための「Salesforce活用で最初に絶対やるべき4つのポイント」とは?
解説資料のダウンロードはこちらから

 

Salesforce Identityとの違い

Salesforce IDと似た言葉に、Salesforce Identityがあります。ID はidentifier(識別子)の略であり、Identity(身元、同一性)とは異なります。

 

Salesforceでは「Salesforce ID」とは別に、「Salesforce Identity」という管理ツールが存在します。Salesforce IDはレコードを識別するもの、Salesforce Identityは1つのツールです。

 

Salesforce組織IDとの違い

Salesforceの組織IDとは、Salesforce上で企業ごとに割り当てられる一意の識別番号で、組織を特定するために使われるIDのことです。

Salesforce IDは使用しているデータのレコードに割り当てられるの対し、組織IDはそれぞれの企業のアカウントに割り当てられるという点で違いがあります。
自社の組織IDを確認する際は、「設定」にある「組織プロファイル」をクリックし、「組織情報」を開くと確認可能です。(「設定」>「組織プロファイル」>「組織情報」)

 

また、組織IDだけでなく、Salesforce以外のシステムで使用しているIDをそのままSalesforce内でも利用できるようにした「外部ID」も存在します。

 

※関連記事:Salesforceの外部IDとは?追加方法や関連レコードとの紐付け方法を解説

 

Salesforceのエンティティキープレフィックスデコーダとは

レコードIDの先頭3文字から、そのレコードがどのオブジェクト(例:取引先、商談など)に属しているかを判別する仕組みのことです。

 

以下、よく使用するプレフィックスはこちらです。

エンティティ プレフィックス
取引先 001
取引先責任者 003
ユーザー 005
商談 006
活動 007

 

詳しくは以下公式サイトをご覧ください。
※参考サイト:エンティティキープレフィックスデコーダ|Salesforce公式ヘルプセンター

 

Salesforce IDには15桁と18桁がある

Salesforce IDは新たにレコードを設定するときに、自動的に生成されます。Salesforce IDの種類は、15桁と18桁の2つです。この章では、なぜ15桁と18桁の2種類があるのか、その違いと、15桁特有の注意点について解説します。

 

Salesforceの定着を実現するための「システム管理者必見!数式項目の留意点 よくある数式の活用例」とは?
解説資料のダウンロードはこちらから

 

15桁と18桁の違い

よく「Salesforce IDの桁数の違いは、18桁は大文字と小文字を区別せず、15桁は区別する」と説明されます。この説明は誤ってはいませんが、厳密には異なるといえるでしょう。

 

18桁のIDでは、IDの大文字と小文字を入れ替えて入力するとエラーとなります。一方、15桁では大文字と小文字が異なると、それぞれ違うレコードとして認識するため、大文字が小文字となれば別のIDとして扱われます。

 

  • 15桁
    • 大文字と小文字を区別する
    • 大文字と小文字を入れ替えると別のIDとして認識

 

  • 18桁
    • 大文字と小文字を区別しない(互換性のため)
    • 入力時に大文字・小文字を入れ替えるとエラー

 

15桁では誤ったデータが反映されることがある

アプリケーションによっては、大文字と小文字の区別ができないものもあります。このようなアプリケーションで15桁のIDを使用した場合、同じレコードであるのに異なるレコードとして認識され、誤ったデータが反映される可能性もあります。

 

そこで、大文字と小文字を区別しないアプリケーションのために、18桁のIDが導入されました。幅広いアプリケーションに対応するためには、ID生成は18桁のものに設定することをオススメします。

 

Salesforce IDの15桁と18桁を変換する方法

Salesforce IDの15桁、18桁は互いに変換可能です。18桁を15桁に変換するときは、末尾の3桁を削除するだけで完了します。

 

大文字と小文字の区別をしないアプリケーションを使用するとき、15桁から18桁に変更できると便利でしょう。ここでは、「Classic」と「Lightning Experience」に分けて、15桁を18桁に変換する方法を解説します。

 

※関連記事:Salesforce ClassicからLightning Experience(LEX)へ すぐに移行すべき理由とは?

 

Salesforce定着活用に関する資料をダウンロード

 

【Classic】15桁を18桁に変換する

Salesforce Classicでは、設定からIDの桁を変更できます。

1.「設定」、「カスタマイズ」から、該当のオブジェクト名をクリックし、項目にアクセス

 


<項目にアクセス>

 

2.「カスタム項目 & リレーション」から「新規」をクリック

 


<「新規」をクリック>

 

3.「数式」をクリック

 


<数式>

 

4. 「数式の戻り値のデータ型」 として、「テキスト」のラジオボタンをクリック

 


<テキスト>

 

5.数式エディタに「CASESAFEID(Id)」と入力

 


<数式エディタに入力1>

 

6.「項目レベルセキュリティの設定」を行う

 


<項目レベルセキュリティの設定1>

 

7.ページレイアウトへ (から) の追加 / 削除を行う

8.「保存」をクリック

 


<「保存」をクリック1>

 

元営業マンを中心としたコンサルタント集団が活用できていないSalesforceを手間なくカンタンに!
カスタマーサクセス支援実績トップクラスのセラクCCCでSalesforceの課題を解決!
セラクCCCに無料相談する

 

【Lightning Experience】15桁を18桁に変換する

Lightning ExperienceでIDを変更する手順は以下の通りです。

 

1. 「設定」、「オブジェクトマネージャー」から、該当のオブジェクト名、項目とリレーションへアクセス

 


<項目とリレーション>

 

2.「新規」をクリック

 

3.「数式」のラジオボタンをクリック

 


<「数式」をクリック>

 

4.「数式の戻り値のデータ型」として「テキスト」のラジオボタンをクリック

 


<「テキスト」をクリック>

 

5.数式エディタに「CASESAFEID(Id)」と入力

 


<数式エディタに入力2>

 

6.「項目レベルセキュリティの設定」を行う

 


<項目レベルセキュリティ設定2>

 

7.ページレイアウトへ (から) の追加 / 削除を行う

8.「保存」をクリック

 


<「保存」をクリック2>

 

Salesforce IDの確認方法

それぞれのレコードに割り当てられたSalesforce IDはレポート画面、該当レコードのURLから確認可能です。レコードのIDが15桁なのか、18桁なのか知りたい場合は、以下の方法を参照ください。

 

Salesforce定着活用に関する資料をダウンロード

 

レポートで確認する方法

Salesforceでは、レポート画面で顧客データを閲覧可能です。レポートでは企業名や利用金額などさまざまなデータを閲覧できますが、その中の1つにSalesforce IDも含まれます。「オブジェクト名+ID」という項目名となっている部分にある、英数字を並べたものがSalesforce IDです。

 

レポートには検索機能があるため、そこから確認したい企業名や項目などを検索してみてください。そうすると、必要なIDを抽出できます。ただし、レポートへのアクセスには権限を制限されていることがあるため、ID確認が必要になった際は、Salesforceの管理者に問い合わせてみてください。

 

URLから確認する方法

Salesforce IDは、ブラウザから該当のレコードにアクセスしたときも確認可能です。そのときに表示されているURLを確認してください。例として以下のようなアドレスが表示されます。

 

Classic
https://○○○.salesforce.com/00530000003xqAb?noredirect=1&isUserEntityOverride=1

 

Lightning Experience
https://○○○.lightning.force.com/lightning/setup/ManageUsers/page?address=%2F00530000003xqAb%3Fnoredirect%3D1%26isUserEntityOverride%3D1

 

この場合、Salesforce IDはいずれも「00530000003xqAb」です。

 

Salesforce IDに関してよくある質問

Salesforce IDに関してよくある質問について解説します。

 

活用できていないSalesforceにお困りではありませんか?
セラクCCCなら元営業マンを中心としたコンサルタント集団がSalesforceの課題を解決します!
セラクCCCに無料相談する

 

Salesforce IDの採番ルールは?

自動で生成される一意のSalesforce ID(15桁または18桁)、ユーザーが設定する自動採番項目の2種類があります。
ユーザーが設定する自動採番に関しては、初期設計段階できちんと決めておくことが重要です。

 

Salesforce IDを使ってデータ移行する際の注意点は?

15桁と18桁の違いに注意し、外部システムでは18桁を推奨します。以下公式サイトでも18桁を推奨しております。

 

※参考サイト:15文字のIDを18文字のIDに変換する|Salesforce公式ヘルプセンター

 

Salesforceの定着・活用でお困りの方はセラクCCCにご相談ください

SalesforceのIDはオブジェクト内にあるレコードを識別するためのIDで、15桁と18桁の2種類があります。顧客管理に便利な機能ですが、操作に慣れていないとID生成を誤ってしまう場合があります。ID生成が難しい、使いこなせる自信がないといったお悩みの場合は、セラクCCCへご相談ください。

 

当社はセールスフォース社認定のコンサルティングパートナーとして400名(25年12月時点)を超える経験豊富なコンサルタントが在籍しており、お客様の立場に立ってSalesforceの定着・活用支援サービス を行っています。

 

Salesforceの定着や活用にお悩みの方は、ぜひ以下の資料をダウンロードください。

Salesforceでお悩みなら、
まずはお気軽に
お問い合わせください

この記事の執筆者

*

株式会社セラクCCC

株式会社セラクCCCは、Salesforceをはじめとするクラウドシステムの定着・活用支援を担うカスタマーサクセス企業です。
Salesforce Navigator プログラムの【Managed Services】分野のExpert認定の詳細はこちら

当社は、セラク(東証スタンダード上場)のグループ会社です。

この記事の監修者

Salesforce活用コンサルタント

新卒から約5年間福祉領域の人材紹介業に従事。キャリアアドバイザー職、法人営業職を経てマーケティング部に異動。この際、Salesforceを活用したテレアポの効果的な手法探索、およびSalesforceとMAツールを連携した集客の立案に携わりカスタマーサクセスおよび、業務に効果的なCRMの在り方を更に高めたいという思いで2021年にセラクCCCに入社。
現在は社内で使用しているSalesforce保守運用業務に従事し、営業、経理、バックオフィス等各職種で必要な機能をヒアリングから実装、運用保守まで担当している。

・Salesforce認定保有資格
-Platform アドミニストレーター 上級
-Sales Cloud コンサルタント
-Service Cloud コンサルタント
-Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント
-Platform Sharing and Visibility アーキテクト
-その他多数(Experience Cloud、Field Service、Data アーキテクト、AI アソシエイト、アプリケーションビルダーなど)
※資格の詳細はSalesforce公式資格ページをご覧ください。

※Salesforceの定着活用に関する記事監修を多数

else

  • TOP
  • コラム一覧
  • Salesforce IDに15桁と18桁があるのはなぜ?確認・変換方法も解説